宿命/東野圭吾

宿命 (講談社文庫)久々に読破。東野圭吾ファンの友人イチオシだったのに途中まで読んで投げてた物。何度かチャレンジしたもののいつも途中で止めてたので読み進めても知ってる内容が(笑)でも先は覚えてない…(^_^;)


主人公は学生時代努力しても常に2番だった男。彼が警察官として担当した事件の遺族にその1番だった男が。そしてその妻は彼の元彼女で。

殺人と2人の男を取り巻く因縁という2つのミステリーが絡んで、とても面白かったです。戦後に秘密裏に行なわれた脳神経操作とか、それ単体でもドキドキする内容で倍楽しい。中庭のある煉瓦病院っていうのも素敵。私が子供の頃も中庭のある個人病院(耳鼻科)の庭に潜り込んで遊んだので、懐かしくてすごくイメージが膨らんで…(*^_^*)
続編ではないけれど脳移植を扱った「変身」も気になるトコロ。

作者が一番書きたかった最後の一行を読んで、やっと気付きました。


私、これ読んだ事ある!(爆)


しかも解説までね…記憶力なさすぎですが何度読んでも楽しめる(しかもミステリーで)ってオトクです。…あはは…