お代わり/ラックシステム

inABCホール
チケット¥4500
パンフ ¥1000
ラックシステムの第二回公演「お正月」の新作続編です。ラックは丸15周年の劇団です。そう、阪神大震災の少し前に始まったのです。
明治時代に建てられた一軒家に出入りする家族と変化する食文化のお話。そしてお正月にも登場する「関東大震災」と「阪神大震災」を経験した女性も少しだけ。
この家が海軍の官舎だったので、入れ替わり立ち代わりする家族の多いこと!いなくなったと思えば子供家族が戻って来たりね。
様々な家族を数人で表現するから数年後の当人なのか全く別人なのかに戸惑ったりして。
食文化は洋食の代表として主にカレー。最後宇宙食とか出てきたけどそれもカレーであって欲しかったなぁ!

ラックにしては大阪弁の少ないお話でしたが、大阪弁が飛び交うシーンはやはり笑いも多くて、緊張と緩和がうまいなぁと。時代を追っているので長いなと感じる部分があったけどそれはそれでね。
役者的にはえふさんが上手すぎて…すごいなぁ!派手でとんでもない色の着物も着こなして、若い女性役が違和感のない50歳…バケモノ(褒めてる)ですね(笑)

今年はもうラックがないので寂しいので5枚組みDVDをつい購入。再演ですがお正月を見るぞ〜!!