ゆめつげ/畠中恵

ゆめつげ (角川文庫)
借りっ放しで読んでなかった本を攻略中。
ミステリー好きの人に借りた時代物は
幕末が舞台のミステリー(?)でした…(^_^;)







主人公は貧乏神社の神官で、へっぽこ占い師。その占いの力を見込んで尋ねて来た由緒ある血筋を引くイケ神官に町の金持ちの息子を探して欲しいと願い出られ…
なんという少女漫画ど真ん中ストライク!!*1
それもそのはず、作者は少女漫画デビューの後小説へと転換だそうで。
幕末とはいえ難しい歴史知識は一切必要なく、さらりと江戸の寺社文化に触れられナカナカ興味深いです。
深すぎず、専門知識がいらないのは歴史苦手チームには有り難い事です。歴史の流れより文化派(笑)

この方の代表作は「しゃばけ」。本離れしていた私でも知ったタイトルで、内容も長崎の廻船問屋が主人公っつーだけでちょっと興味が…(笑)

しかしコレを貸してくれたのが50代男性っつーのが一番のミステリー。
ライトノベル*2じゃん!!?

*1:行間読みに長けた人間には裏ストーリーしか見えませんよ(爆)

*2:多分