落語と狂言

nejimaki-tori2008-09-30


inメイシアター中ホール
チケット¥3000
★★本日の演目★★
桂佐ん吉 こほめ
桂吉弥  愛宕山
桂吉弥茂山宗彦小佐田定雄トークショー
〜〜休憩〜〜
茂山七五三・茂山宗彦茂山逸平 武悪
狂言が初めて観れる〜!しかも吉弥さんの落語付き〜♪♪なんて呑気にお出かけです。
吉弥さんの愛宕山は山を登るシーンが丁寧で、大きな身体ならではの苦しそうな演出はお見事でしたね〜!小判を拾ってからはかなり急ぎ足でちょっと勿体ない気もしましたが…雲雀の鳴き声は「ピーチクパーチク」*1でした。今回ちりとてファンが多いだろうということであえてサービスでされているそうです。本人はどちらでもいいとの事でしたが…?(^_^;)
トークショーは吉弥さん着替え中に落語作家の小佐田さんと茂山宗彦さんが先に2人で始められました。もっぴ〜のトークもテレビや雑誌そのまんまで、気さくな雰囲気。お話上手な人だなぁ(笑)内容はちりとて舞台裏…とはいえほとんど雑誌や他でも話してる内容でしたね。茂山七五三さん(もっぴ〜父)が「生まれ変わったら何になりたい?」との問いに「辻斬り」と答えた話が、爆笑。お茶目そうなお父さまですね!弟の逸平さんは「だんだん」に出てるそうで…ちょっと見ようかしらん?
初めてみた狂言・武悪はトークショーで粗筋の説明が先にあったので大変分かりやすかったです。
出勤しない武悪(宗彦)に怒った主(七五三)が武悪の同僚・太郎冠者(逸平)に殺しに行かせるのですが。「狂言とは600年前から完成された形と台詞があり、余計な事をしなくてもいい」という教えがあるそうで、感情移入をするもっぴ〜は異端なのだそうです…。
始めの動きはカクカクとしていて、からくり人形みたいだったのですが、太郎冠者が武悪を殺したと報告した後から突如コメディが始まって(笑)この動きも600年前からあるの!?と思えるような内容でした。逸平さんの動きと声が実に好みで、ずっと目で追ってしまいましたよ(^_^;)新たなるジャンル開眼か!?
十数年ぶりのメイシアターはなんだか懐かしくて、変なオブジェがカサブランカファン宜しく吹き抜けを回っていたのでつい写真を(笑)座席は狭いけれど角度とかちょうど良くて見易いホールでした。中ホールでしたが。(大ホールは第三中学が文化祭をしていたようです…(笑)すげぇ!)

*1:古典ではチュンチュンが一般的