農村会席/杉五平衛/枚方

nejimaki-tori2008-06-15


「鯉を洗いたい!!」
物凄く間違った物言いで「鯉のあらいが食べたい事」をアピールすること1年、やっと願いが叶い行って参りましたよ、杉五平衛!!
梅田から30分、学研都市線長尾駅からタクシーで1000円で行けちゃうお手軽な田舎。
住宅街がとぎれて少し森っぽい入口にそれはあります。入口脇の噴水には鯉、入口のアーチには葡萄、あちらこちらに菖蒲や紫陽花、季節の花をつけ、京都から移築された元酒蔵を改装した本館が現れます。
本館での食事は全室個室、ゆっくりとそこでとれた野菜を使った料理が運ばれて来ます。

紫芋古代蓮チップ
・玉葱のフロフキと茹で空豆
・できたて豆腐


・淡竹と蕗の煮物
・鯉のあらい
・天ぷら(明日葉、タラの芽、蕨、杜葉、ズッキーニ)
・木の芽あえ

・筍寿司
・いたどりの白和え
・サラダ(玉葱、トマト、大根、毛馬きゅうり、フェアジョイの花)
・ゆすら梅漬け

・グミの実
・筍ご飯、淡筍のおすまし、漬け物
・柿シャーベット、バニラアイス、枇杷、いちごういろう

う、美味い!!全部あっさりした味付けで、野菜も味が濃くて。凝った料理はないけれど全く臭みのない鯉のあらいは絶品です!初めて食べたので比較できないのですがもっと泥臭いそうで?(初夏しかないと思っていたら通年らしい)
ただ、野菜ばっかりなので量が少ない。写真は多くみえるでしょ?でも普通の女の子より少食の友人も足りないと言うわけで。私は2周目いけるくらい(笑)
これで4000円
4000〜10000円までコースがあって、他に陶板焼きコースもあるのです。そっちが良かったかな〜?

食事のあとは建物と畑の散策。今の季節はグミの実狩りも楽しめます。野菜、花畑だけでなく動物も飼っていて、羊と山羊は葡萄畑の雑草を食み、ろばは糞を堆肥に使用。ちゃんと働いてます。
餌をねだるろばは怖くて、あんなに叫ばれたら怖くて手ずから餌はやれません。なんつうか、モリーダーが「うもい〜!」と叫んでるような鳴き声の奴が暴れてるのです。ウサギの触れ合いコーナーは有料200円。猫みたいに顔を洗うウサギが可愛い!他にアヒルと鴨と亀もいたな。
子供用の遊具はタイヤブランコと木でできた竹馬と竹のかんぽっくり。懐かしい(笑)この年でも私はまだ竹馬に乗れます(自慢)。流石に走れないけど。
別館のテラスレストランでは2000円くらいから食事ができます。土産用の売店もあって、喫茶コーナーもあります。ケーキも美味しそう!
でも私たちは本館の喫茶室へ!そちらは本館利用者しか使えないし、畑が一望できる見晴らしと気持ちのいい風。人も少なくて落ち着けます!
ケーキセットもありますが、テラスレストランの売店から運んでくるのでちと時間がかかります…
アイスコーヒーと豆乳プリン ¥700
豆乳が濃くて、甘いお豆腐みたいで…トウフアとか苦手なのでちと、厳しい…地鶏卵のプリン(クリームブリュレ)はメチャウマでした〜♪
日没後は蛍も出るそうですが遅くならないうちに駅まで歩くことに。アップダウンの少ない道は歩行者用道路が多くて、タクシーとは違う景色が。30分くらいで駅です。
イメージしてたお店とは違った(鯉のフルコースと思ってた)けど楽しかったです!次は冬に牡丹鍋を食べに行きたいなぁ〜♪
農園散策は一応食事利用者のみです。あと食事の料金はいかなる時間でも同じです!先に散策して夕方食べてる人もいましたよ〜

杉五平衛
072−858−0070
枚方市杉責谷1-951
11:00〜21:00
定休日 火曜日(祭日の場合翌水曜)