百年後の博物館/HEPホール

黒田武志さんの作品展
2008/2/9〜17
島田荘司さんや桐野夏生さんの小説の表紙のオブジェ作家さんです。
ハチカイ(HEPホールの情報誌)にちょこっと載ってて気になっていたのに忘れてて、偶然通ってラッキー(笑)
当然の事ながら2次元と3次元では全く印象が違います。
展示物の多くは、箱の中に錆びたスプーン・ゼンマイ・歯車・時計、小石、貝などが固定されていて、二重底の裏側には砂やガラスが入っています。それをゆっくり動かして音も楽しむようにできています。はじめは耳障りだったザラザラした音が、展示物の世界感に引き込まれるにつれ心地良く感じられたり。
ガラスの2Mくらいの筒状の入れ物に水のような液体と砂と小石などが入っていて、それを聴診器で聞く物もありました。海の底の音が聞こえると書いてありました。筒を動かすペースを変えるとまた違う音が聞けて、すごくリラックスする音が…。聴診器が痛いんだけども(-д-;
古い校舎を模した会場内も非日常が良いリラックス空間を演出していました。もっと空いていた方が気持ちいいのでしょうが。
無料なのでちょこっと覗くのも楽しいですよ〜でもお喋りは会場の外でしましょうね!